千葉緑ロータリークラブ

週報 2019年 9月27日 第931回例会

2019-20年度クラブテーマ
皆で仲良く奉仕活動

第931回例会 18:00点鐘

令和元年9月27日(金)

点鐘:武村和夫 会長

進行:神頭憲司 クラブ管理運営委員長

ロータリーソング

「手に手つないで」

4つのテスト唱和

お客様紹介

元会員 長嶋利忠 様

会長挨拶

武村和夫 会長

台風15号による強風のために県下全域で様々の被害が出ました。

私達緑ロータリークラブでも経営している会社の事務所の窓ガラスが割れて雨で水浸しになり中にあったパソコンや電話が壊れてしまったり、工事現場にプレハブの事務所を貸し出す会社で多数の貸事務所が強風のため壊れてしまったりと甚大な被害を被った会員が多数います。

不幸中の幸いでこれらの金銭的被害は保険でカバーされるとのことですが、事後処理は大変であったと思います。

私は特別養護老人ホーム等の介護施設を運営していますが、建物は少し壊れただけでした。一番大変だったのは停電のためエアコンが停止し入所している多くの高齢者が熱中症気味になったことでした。非常用発電機が作動しましたが、一部のエアコンや扇風機を動かすことしかできません。不幸なことに9月9日〜9月11日の3日間は猛暑であったため施設内の温度は30度近くになりました。
介護職員だけでなくリハビリ職員や調理の職員も総出でうちわであおいだり、体を水で冷やしたり、頑張りましたが、入所している高齢者は徐々に弱っていきました。
私どもの計5箇所の施設には平均年齢が85才〜90才の高齢者が450人程入所していますが、多くが要介護3〜5で虚弱な人です。
停電1日目は食欲が低下してぐったりして熱中症気味になり点滴をした人は7〜8人でした。

しかし、2日目には20人近くぐったり、3日目には40人以上になってしまいました。
幸い2日目にクリニックに工事用の大きな発電機を借りられたため廊下と2つの病室でエアコンを作動させることができました。ここに全ての施設から熱中症気味の人を集めて点滴を行いました。廊下と病室にずらりとベッドが並んで10数人の人が点滴を受けている様はまるで野戦病院の様でした。

3日目の正午近くに東北電力の電源車が2台到着し全てのエアコンを作動させることができるようになり、日常がやっと帰ってきました。まさに「地獄に仏」で本当にありがたいと感謝感謝の思いでした。お陰様でぐったりと熱中症気味になっていた高齢者は全員が回復し1人の犠牲者も出さずに済みました。

私どもの特養での停電は2日半続いた後、回復しましたが、県南部は最長6日間も停電が続いた特養がありました。千葉県内には400弱の特養があり、全て社会福祉法人が運営しており、互いの連携や助け合いの精神に溢れています。
しかし、今回の台風・停電に際しては固定電話・携帯電話・メール等の通信手段が途絶してしまったため、何処の、どの施設が停電が続いているのか、食糧が足りないのか、水が足りないのかが、正確に把握できなかったため、適切な支援が出来ませんでした。非常時の通信の確保のために全高齢者施設で衛生電話の設置が必要と考えています。

幹事報告

永杉隆介 幹事

卓話

元会員 長嶋利忠 様
My Rotary登録について

委員会報告

ニコニコボックス報告

  • 武村会長
    長嶋元会員、本日はマイロータリー登録についての卓話ありがとうございます。早く現会員になってください。今後ともご指導よろしくお願いします。
 

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