週報 2025年 9月30日 第1064回例会 ガバナー公式訪問

千葉緑ロータリークラブ
2025-26年度

会長:土橋 昌江
幹事:野口 恭子

クラブテーマ
つながりと奉仕

 

第1064回例会

通常例会
ガバナー公式訪問

✨:本千葉カントリークラブ
📅:令和7年9月30日(火)
🕛:12:30点鐘

点鐘:土橋 昌江 会長

例会司会進行:神頭 憲司 プログラム委員長
ロータリーソング 斉唱

「R-O-T-A-R-Y」

4つのテスト唱和

お客様紹介

第2790地区ガバナー 時田 清次 様

第4グループガバナー補佐 武田 勲 様

国際大会推進委員 髙橋 啓子 様

お客様紹介

第2790地区ガバナー 時田 清次 様
第4グループガバナー補佐 武田 勲 様
国際大会推進委員 髙橋 啓子 様

会長挨拶

土橋 昌江 会長

本日は当クラブの例会にお越しいただき誠にありがとうございます。

特に本日は大変光栄なことに、第2790地区ガバナー 時田清次様、国際大会推進委員 髙橋啓子様、第4グループガバナー補佐 武田 勲 様をお迎えしております。
心より歓迎申し上げます。

ガバナーにおかれましては、大変ご多忙なスケジュールの中当クラブをご訪問いただき、会員一同大変うれしくまた身の引き締まる思いでございます。

今期の地区テーマ「自分もクラブも成長しよう」のもと、私たちもクラブ運営と奉仕活動に真摯に取り組んでおります。本日はぜひ率直なご意見ご指導を賜れれば幸いです。

短い時間ではございますが、本日の例会が有意義なひと時となりますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

幹事報告

野口 恭子 幹事

ガバナー卓話

第2790地区ガバナー
時田 清次 様

こんにちは。
25‐26 年度ガバナー、市原中央RC 所属の 時田清次と申します。
よろしくお願いいたします。

RI 会長エレクトの交代について皆様にはご不安を与えたことと思います。
6月8日にマリオRI 会長エレクトが辞任届を提出されました。
6月9日にアーチックRI 会長が辞任届を受領し、RI 細則に従い6月14日指名委員会はフランチェスコ アレッツオさんを選出しました。

アレッツォ氏は、矯正歯科医として個人の診療所を構えています。また、矯正歯科協会のメンバーとして国際的に活動しています。
フランチェスコ・アレッツォ氏(イタリア、ラグーザ・ロータリークラブ所属)が、2025-26年度国際ロータリー会長になりました。
2025-26年度会長メッセージである「よいことのために手を取りあおう」はそのまま継承されます。

2023 年10 月の理事会にてコミュニケーション委員会と戦略委員会が提案し、理事会が承認した。2025-26 年度から複数年のわたる行動計画を軸とした会長メッセージの枠組みを承認した。
ビジョン声明を成功させるために行動計画がありその行動計画を成功に導くためのメッセージとなります。

辞任したマリオ氏は「会員増強と活性化」が重要なキーワードだと言っていました。
そのためには、革新、継続、パートナーシップの3 つの重点項目があると話されていました。

フランチェスコ氏は「友情と信頼」が大切だと話されています。
それぞれ、目的は同じですが、最初の取り組むべき重点項目が異なっています。

また、「UNITE FOR GOOD」のメッセージは、分断されている世界において、結束する力となるよ うロータリー会員に呼びかけるものです。
奉仕プロジェクトを通じ、ロータリーは、さまざまな背景を持つ人びと(人種、宗教、職業を超えて)をつなぎ、地域社会でよいことを行うという共通の使命のために活動します。

変革とは戦略から始まらない。それは「友情」と「信頼」からはじまります。
強いクラブは、友情と信頼によって築かれます。
私たちは、友情と信頼のもとに有意義なパートナーシップを築き、世界的な問題を各地域で解決へと導きます。私たちは、肩書や称賛のためでなく、謙虚さ、人間性、思いやりをもってリーダーシップを発揮します。

ビジョンの全文を見てみましょう。

「私たちは、世界で、地域社会で、そして自分自身の中で、持続可能な良い変化を生むために、人びとが手を取り合って行動する世界を目指していま す」
特に肝心なのは、「自分自身の中で」という部分です。

なぜなら、変革とは戦略から始まるものではないからです。変革は、一人ひとりの人格や互いへの接し方から始まります。どのように耳を傾け、サポートし、奉仕するかということから始まるのです。
4 つの優先事項は
インパクトをもたらす。
基盤を広げる。
かかわりを促す。
適応力を高める。

行動計画を作ることとリーダーシップとはどのような関係にあるのでしょうか?
クラブ会長は変化のリーダーになるべくMYROTARY から行動計画を作成し実行することから始まりです。
クラブの健康チェックを行うことによりクラブの良いところと改善すべきところを抽出することができます。そのあと、数年先のクラブのビジョンを描き目標を立案します。
ロータリークラブセントラルに年次目標を入力し進捗を確認しましょう。
立案する。構築する。実施する。維持する。評価する。
を繰り返すことにより目標を達成することができクラブの活性化につながりリーダーの資質を高めることができます。

MY ROTARY のロータリーの基礎知識では、ロータリーは、「私たちは問題を解決し、機会を創り出し、変化をもたらす」
1998年の私の入会時のロータリーとは、「ロータリーとは自分自身の修養の場であり、品位ある上質な思想を涵養し、己の人生、事業の展開に上質な思想を移入することがロータリーの奉仕であり、職業奉仕だと信じてる」ロータリーの目的からロータリーとはを考えてみました。
ロータリーの目的は(RI 定款第3条、標準RC 定款第5条) 、
意義ある事業の基礎として奉仕の理念を奨励しこれを育むことにある。
具体的には、次の各項を奨励することにある。
1.知り合いを広めることによって奉仕の機会とすること。
2.職業上の高い倫理基準を保ち、役立つ仕事は全て価値あるものと認識し、社会に奉仕する機会としてロータリアン各自の職業を高潔なものとすること。
3.ロータリアン一人一人が、個人として、また事業及び社会生活において日々、奉仕の理念を実施すること。
4.奉仕の理念で結ばれた職業人が、世界的なネットワークを通じて、国際理解、親善、平和を推進すること。

社会奉仕に関する1923年の声明
1.ロータリーは、基本的には、一つの人生哲学であり、それは利己的な欲求と義務およびこれに伴う他人のために奉仕したいという感情とのあいだに常に存在する矛盾を和らげようとするものである。この哲学は奉仕―「超我の奉仕」―の哲学であり、これは、「最もよく奉仕する者、最も多く報いられる」という実践的な倫理原則に基づくものである。
ロータリー章典8.040.1

1935 年にRIが出版したポールハリスの著書「THIS ROTARIAN AGE」の奉仕の理想の意味の記述には
「物の過程の最初に奉仕を置くものである。換言すれば奉仕の理想を標榜する者は受けるべき物質においてではなく、まず与えるべき奉仕に着眼すべきである。」
23-34声明の内容を説明したものと思われる。

RI の『公式名簿』(Official Directory)巻末に記されていたチェスりー・ペリーの言葉「全世界のロー
タリークラブは一つの基本理念 ―『奉仕の理念』を持っている。それは他人のことを思いやり、他人の助けになることである。( Rotary clubs everywhere have one basic ideal ― the”Ideal of Service”, which is thoughtfulness of and helpfulness to others.)」が「奉仕の理念」の意味を示した唯一の記述とされていました。

奉仕の理念を育むこととは、ロータリアン一人一人が職業を通し、また日常生活において、高い倫理観を持って、「人に思いやりを持ち、人の役に立つことを実践すること」である。
そして、相手のために最善のサービスをすれば、結果として精神的満足又は物理的利益が得られる。
日々学び、自己研鑽していくことが「人生哲学」につながるものと考えます。ロータリーは一つの人生哲学である。

「ロータリーの楽しもう」とは何か?
佐藤千寿さんの人造りロータリーからの引用で、ポールハリスがロータリーを作った動機を聞かれ「ただ淋しかっただけだ」と答えたのは有名な話です。ロータリーを楽しむためには先ず一人でも二人でも友達の輪を拡げることから始める必要があります。
人間は「人の間」と書かれるように、人と人との間柄において存在する者であって、厳密な意味で一人だけの人間は存在ありえないということになります。私があって貴方あり、貴方があって私がある。この節理が奉仕の出発点になります。

「ロータリーを楽しもう」Enjoy Rotary は1989年から90 年度国際ロータリー会長ヒュー・アーチャーのテーマでした。アーチャー会長は
「見知らぬ他人の為に自分の時間と能力を捧げて、その人の生活を改善向上させてあげること、自分自身のほうが人間的に大きく成長するのが分かります。他人の尊厳を保つこと、それは我々自身の尊厳を高めることになりま
す。」といっています。

第1 に友人の輪が広がること、それを出発点として、自他一如の人間成長すること。が「ロータリーを楽しもう」の意味合いとなります。
RI 会長メッセージ「良い事の為に手を取り合おう」は行動計画を成功に導くメッセージでありクラブを成長させます。またロータリーの目的は「奉仕の理念を育む」ことであり自分自身を成長させます。
クラブを成長させる行動計画の実践と自分自身の成長させる奉仕の理念を育むことの、共通点は成長です。
GROW ROTARY
自分もクラブも成長しよう

2790 地区では25-26 年度の行事として「南総里見八犬伝」による千葉(2790 地区)の良さを見直すとともに、ロータリークラブが大切にする「道徳」と「南総里見八犬伝の八徳」を理解しグローバル社会で見失いそうな「日本独自の道徳」のあり方を、この機会に考えてみたいと思います。

私たちの故郷、千葉。その千葉に残る「南総里見八犬伝」の物語を通じて残る様々な文化、歴史の遺産、名作に触れ。千葉のルーツを考える。
私たちは、広く芸術作品鑑賞の機会を提供するために
千葉県内の6 か所の美術館・博物館の連携を深め、滝澤馬琴作「南総里見八犬伝」、山田風太郎作「八犬伝」、・宮田雅之作「刀勢画・八犬伝」、・辻村寿三郎を顕彰します。また鋸山日本遺産指定を推進し、房総半島のイメージ向上と観光の振興に寄与します。ロータリーとしてはポリオウイルス感染症の根絶に寄与し、ロータリーの公共イメージ向上に寄与します。
ロータリーの理念としては八徳から日本のアイデンティティを再考する契機とします。
南総里見八犬伝とロータリーの共通点
南総里見八犬伝は八つの徳を表す仁義礼智忠信孝悌の霊珠を持って活躍する。
ポールハリスはその著書で「This Rotarian Age」において
「ロータリーは決して宗教でもなければその
代用物でもない。それは古くより存在する一道徳観念の現在生活に於ける、特に実業職業生活に於ける実践に他ならない。」
共通点は八徳と道徳の「徳」にある。
新渡戸稲造の著書「武士道」の序文に、尊敬する教授から
「日本の学校では宗教教育がない。それではあなた方はどのようにして道徳教育を授けるのですか?」との質問に「私の善悪や正義の観念を形成しているのは様々な要素を分析してみて初めて、そのような観念を吹き込んだものは武士道だったことに気づいた。」
武士道と言っても、一部の階級の人が武士であり一般庶民にどのように伝わったかを紐解いたところに、近松門左衛門と滝沢馬琴の文学が大きな役割を担ったと考えられます。
侍の勇猛な精神と気高い徳の心に魅了され「美しい理想の姿」として大衆のあこがれの的になったのでしょう。

展示期間における付帯事業としては、
① 八犬伝の卓話:ロータリークラブ、高校、小学校、で実施します。
② 美術館へのロータリアン・青少年の参加
各美術館では小中学生を招待する予定です。
① ロータリー希望の風支援事業(予定)
講談師神田山緑による「八犬伝」の講談でロータリファミリー160 名
④IAC 年次大会における館山城八剣伝博物館への鑑賞(教師IA100 名)予定⑤10 月26 日ポリーデー
ポリオ根絶活動として
ロータリーがポリオ根絶活動をしていることを社会に知ってもらいます。
南総里見八犬伝の故郷、館山城において館山市秋祭りに合わせ10 月26 日にポリオ根絶セレモニーを実施します。
館山城八犬伝博物館での美術品の鑑賞とIAC高校による演奏などを行い夕方からランタンを50 基以上浮揚させポリオ根絶を祈ります。
その後ポリオナイトを行い、親睦を深めます。
ポリオ根絶の寄付としては八犬伝のポストカードを作成し、地区大会で販売しその利益をポリオへの寄付といたします。
会員基盤と参加者の基盤を広げ多様化するための公共イメージ向上の取り組み
1)千葉日報 7 月24 日1 面広告を掲載します。
また取材をお願いしています。
2)NHK 取材をお願いしています。南総里見八犬伝を大河ドラマにする会と協力し千葉を盛り上げます。
3)朝日新聞 山田風太郎の小説を掲載した新聞として取材をお願いします。
4)ベイFM PR の番組を予定しています。
5)J:COM 千葉 30 分のPR の番組を予定しています。
6)北総よみうり新聞社、読売新聞 八犬伝プロジェクトの広報を予定しています。
7)ロータリアン向けに7 月のロータリーの友誌49 ページに紹介されました。

今後ともクラブの啓発と意欲を持たせる活動を実施していきますので、一緒に行動していきましょ
う。ご清聴ありがとうございました。

会員誕生祝い

今年度誕生祝は扇子です。

岩村 衛 会員
野口 恭子 会員

委員会報告

ニコニコボックス報告

  • 土橋会長
    時田ガバナー、武田ガバナー補佐、髙橋国際大会推進委員、ご来会ありがとうございます。宜しくお願いいたします。
  • 野口幹事
    時田ガバナー、武田ガバナー補佐、髙橋国際大会推進委員、ご来会ありがとうございます。宜しくお願いいたします。
  • 武村会員
    時田ガバナー、当クラブにおいでいただきありがとうございます。ご指導宜しくお願い致します。
  • 松﨑会員
    本日は時田ガバナー公式訪問ありがとうございます。色々とご指導をお願いいたします。
  • 長嶋会員
    本日は時田ガバナー、武田ガバナー補佐、国際大会推進委員 髙橋様、よろしくお願いいたします。
  • 長谷部会員、郭会員 
    時田ガバナー、武田ガバナー補佐、髙橋パスト会長、本日はガバナー公式訪問宜しくお願い致します。
  • 中島会員
    本日は時田ガバナー、公式訪問ありがとうございます。また、武田ガバナー補佐、髙橋様ようこそお越しくださいました。
    本日は宜しくお願い致します。

クラブフォーラム
ガバナー公式訪問

1. 開会・趣旨説明

土橋会長から、今年度のクラブテーマ「つながりと奉仕」について説明。

土橋 昌江 会長

2. 各統括委員長より今年度方針について説明

テーマとして「つながり」を会員増強とし、「奉仕」を国内・国際奉仕に絞り 議論を進める

国際奉仕の取り組みについて

奉仕プロジェクト委員会担当統括
長嶋 利忠 委員長

3. 全体ディスカッション(自由発言形式)

「会員増強の現状と課題」及び「国際奉仕の取組みについて」をメインテーマに意見交換

ディスカッションのテーマの例として会員に提示しているものです

カード1:会員増強について
  • あなたがロータリーに入会したきっかけは何でしたか?
    今もその理由は変わっていませんか?
  • ロータリーに所属していて「良かった」と思う瞬間はどんな時ですか?
  • 新しい会員に伝えたい「ロータリーの魅力」は何ですか?
  • 会員としての “誇り” や “やりがい” を感じる場面は?
  • 初めてロータリーに触れる人にとって、ハードルになりそうなことは何でしょう?
  • 千葉緑ロータリークラブならではの“強み”や“個性”は何だと思いますか?
  • 勧誘ではなく“共感”を生むために、どんな言葉や場面が効果的だと 思いますか?
  • 新会員が「ここにいていい」と感じるには、どんなサポートが必要でしょう?
 
カード2:奉仕活動について(国内+国際)
  • 千葉緑ロータリークラブがこれまでに行った奉仕活動で、印象に残っているものは何ですか?
  • 地域社会のために、今後どんな活動ができると思いますか?
  • 国際奉仕と国内奉仕、それぞれの“意義”や“やりがい”に違いはありますか?
  • 災害支援・子ども支援・高齢者支援など、身近な課題にロータリーとしてどう関われるでしょうか?
  • 地域の人々に“ロータリーの存在”をもっと知ってもらうには、どんな工夫ができるでしょう?
  • 国際奉仕活動で印象に残っていることは何ですか?
  • “国際”という言葉に、どんなイメージを持っていますか?
  • 千葉緑ロータリークラブならではの国際奉仕とは、どんなものだと思いますか?
 
カード3:両テーマの統合
  • “仲間とともに、世界へつながるクラブ”とは、どんな姿だと思いますか?
  • 地域に根ざしながら、世界とつながるには何が必要でしょうか?
  • クラブの未来を考えたとき、どんな人と一緒に活動したいですか?
 

4. ガバナー講評

5. ガバナー補佐より

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